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遼クンのオリジナルブランドができる

- 書き初めに「待ってろ!タイガー」とプロデビューへの意気込みを込めた石川遼
「遼クン・ブランド」が誕生する!! 今春のツアー開幕前にプロ転向する石川遼(16=杉並学院1年)が、自身の名前を使った「Ryo Ishikawa」(仮称)というオリジナルブランドを立ち上げることが12月31日、分かった。クラブのヘッドカバーなどのゴルフ関連グッズを通信販売やネットショッピングで販売する。さらに遼クンは信念の目標に、人気と実力を兼ね備えたトッププロへの成長と、メジャーでタイガー・ウッズ(32)に挑戦することを掲げた。
16歳の遼クンが、オリジナルブランドを引っ提げてプロになる。
これまでの日本ゴルフ界で個人ブランドは、尾崎将司ら一握りのトッププロしか例がない。昨年5月の世界最年少ツアー優勝でゴルフ界の枠を越え、約59億円の経済効果を生んだといわれる遼クンならではの「スーパーデビュー」だ。父勝美さん(51)は「プロ転向を機に(設立を)考えています。実際、いつからになるかは未定ですが、応援してくださるファンの皆さんに、喜んでもらえればうれしいですね」と、遼クンの思いを代弁した。
ブランド名は名前をローマ字で表した「Ryo Ishikawa」で決定的だ。商標登録は済ませていないが「それは大丈夫でしょう。本名なんだから」(勝美氏)。流行語大賞を受賞した「ハニカミ王子」にちなんだ名称は「ゴルフ界だけでなく、世間からも注目された証拠だけど、僕は王子じゃないので」と本人が抵抗。惜しくもお蔵入りとなりそうだ。
もちろん商品の中心はゴルフグッズだ。特にこだわっているのは「ヘッドカバー」。豪快なドライバーショットを武器とする遼クンらしい。愛用していたイアン・ポールターの顔のカバー(米国製、定価3990円)は「遼クン効果」で、約1万個売れたという。遼クンも「僕も自分の顔のついたヘッドカバーをつくりたい」と話している。メーカーとライセンス契約する形ではなく、両親が窓口となって業者に発注し、ネットなどを利用した無店舗販売を構想している。
ファッションには並々ならぬ興味を示す遼クンだけに、将来は自らがウエアやグッズをデザインするかもしれない。「あくまで遼の仕事はゴルフ。そんな二足のわらじは、履かせませんよ。いつかマスターズに優勝するような選手になったら考えますが」という父の課すハードルは高い。しかし、それはそのまま、世界一を目指す遼クンの最高のモチベーションとなる。
[2008年1月1日9時46分 紙面から]
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