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遼クン筋トレ効果出た飛距離伸びた

プロ宣言後初ラウンドを終え、使用した6本の1Wの前で笑顔を見せる石川遼
プロ宣言後初ラウンドを終え、使用した6本の1Wの前で笑顔を見せる石川遼

 遼クンが、プロで戦う体力に自信を深めた。石川遼(16=フリー)が14日、茨城県内のコースでプロ宣言後初めてのラウンド。年末年始の筋力トレーニングの成果を発揮し、ドライバーショットで昨年比10~15ヤードの飛距離増を達成した。オフの目標としてきた肉体改造の成功とパワーアップを実感。プロ初戦となる2月5日の全英オープン・オセアニア地区予選(シドニー)突破に向け、幸先良いスタートを切った。

 遼プロが、新年初ラウンドで成長ぶりを証明した。スタート時の気温が氷点下1度。この冬一番の冷え込みとなった朝、持ち前の豪快なドライバーショットは300ヤードに迫った。「最後にここで回った7月より、15ヤードは飛んでいる。スイングじゃなくて体の変化。鍛えながら、ゴルフをしているから違和感もないです」とうれしそうだ。

 明らかに体が大きくなっている。昨年12月から、母由紀子さん(40)の協力による食生活からの「ぽっちゃり化作戦」と、昨秋から指導を受けるトレーナー仲田健氏(38)のもとで筋力トレーニング。さらに年末年始と2度、長野で実施したクロスカントリースキー合宿を行い、肉体改造に成功した。体重は昨春からは9キロ、昨秋から4キロ増えて68キロになった。「腕が太くなったし、セーターも胸のあたりがきつく感じる。中学のころにすごく背が伸びていた時と同じですね」と満足そうに解説した。

 体力向上は、昨年末に初対面した尾崎将司(60)の助言を具現化することにもつながった。「ジャンボさんに『切り返しの時には、左の腹筋に力をためろ』と言われたことができてきた。ドライバーに比べ、アイアンの飛距離がない僕のゴルフも変わってくると思う」と話す。

 今季の最初の目標となる全英予選まであと3週間。「昨日、歴代の優勝者を調べてみました。勉強しておかないと、神様がほほ笑んでくれないかもしれませんからね」。この日のプロ初ラウンドは「初心に戻るため」と、小学生時代から通うコースを選んだ。プロデビューに向け、体も心も準備は整いつつある。【大石健司】

[2008年1月15日9時8分 紙面から]

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