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藍が復調に向けスタート/欧州女子ゴルフ

- 2アンダーでホールアウトする宮里藍(撮影・上田博志)
<欧州女子ゴルフ:ANZレディースマスターズ>◇初日◇8日◇オーストラリア、ゴールドコースト・ローヤル・パインズ・リゾート(6443ヤード、パー72)◇賞金総額60万豪州ドル(約5800万円)優勝9万豪州ドル(約870万円)
【ゴールドコースト(オーストラリア)8日=大石健司】今季初戦の宮里藍(22=サントリー)が2アンダー70の26位で、復調に向けてスタートを切った。序盤は課題のドライバーショットが左に曲がり大苦戦。それでも持ち味の粘りのゴルフで、4バーディー、2ボギーにまとめ、首位に3打差で初日を終えた。横峯さくら(22)も2アンダーで発進。下村真由美(24)は1アンダーの38位。ニッキー・ギャレット(24=オーストラリア)が5アンダーで単独首位に立った。
宮里が今季初戦初日の70に、満足げな笑みを浮かべた。「すごく内容の濃いラウンドでしたね。ドライバーも後半は安定していた。今日は自分に、85点はあげられると思います」。昨季後半の不振で自信を失いかけ、手探り状態で臨んだだけに、2アンダーを心から喜んだ。
序盤は課題のドライバーショットがほとんど左に飛び、ピンチの連続だった。それも「初戦だから、ショットの感覚がつかめないのは当たり前。ボギーはパットの読みのミスだし」と受け流す。15番で右4メートルのパーパットを沈めて流れを呼び込み、続く16番で12メートルをカップのど真ん中からねじ込むなど、首位に3打差の好位置発進。「100%の自信がないまま迎えた初戦で、これだけやれれば満足です。あとは短いパットが入ってくれれば」と総括した。
「このオフは生活を楽しんだ」という。友達と一緒に、おいしいスイーツを求めてカフェに通ったり、高校時代以来というショートカットに変身。22歳の女性らしい生活を満喫した。精神的にも安定し、「去年はゴルフを少し休みたいと思っていたけど、今はゴルフが好きでたまらない自分を取り戻した」。
次週には本格参戦3年目の米女子ツアーが開幕。そこに弾みをつけるため、05年に63のコース記録タイを出して2位になるなど、好相性の今大会を初戦に選んだ。広いフェアウエー、短いラフは、ティーショットに不安を抱える今の宮里には、絶好のリハビリ舞台になる。「明日も集中力を切らさず、リズム良く回りたい」。オーストラリアの太陽の下、久しぶりに「藍スマイル」がよみがえった。
[2008年2月9日8時59分 紙面から]
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