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「寅吉杯」開催を検討、PGA会長明かす

 「寅さん」の偉業を永遠に伝える。戦後のゴルフブームを巻き起こし、選手育成にも尽力した中村寅吉氏(享年92)が11日に老衰で亡くなり、日本ゴルフ界は12日も追悼ムードに包まれた。日本プロゴルフ協会(PGA)は初の協会葬を3月15日までに都内で、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と合同で行うことになった。

 またPGAの松井功会長(65)は「伝説のプロゴルファーの名前を残したい」と話して、冠大会の開催も検討する方針を明かした。158センチと小柄ながら57年に日本で開催された国別対抗戦カナダ杯で2冠(団体、個人)を獲得し「パットの神様」と呼ばれた中村氏のゴルフへの探求心は不滅。男子ツアーでは85年から98年まで「日経カップ中村寅吉メモリアルトーナメント」が開催されていたが、PGAでは今後も何らかの形で若い世代に伝えていく方針だ。

 中村氏は生前、大病はなかったが、近年は入退院を繰り返していたという。亡くなった前日午後は神奈川県座間市内の病院から、伊勢原市の自宅に遺体が戻り、安田春雄、樋口久子(LPGA会長)松井会長ら愛弟子が弔問に訪れた。葬儀、告別式は今週末に密葬で行われる。

[2008年2月13日9時42分 紙面から]

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