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桃子「手応え」3差5位/米女子ゴルフ

- 優勝したアニカ・ソレンスタム(左)と健闘をたたえ合う上田桃子
<米女子ゴルフ:SBSオープン>◇最終日◇16日◇米ハワイ州タートルベイリゾート・パーマーC(6582ヤード、パー72)
【カフク=木村有三】上田桃子(21=ソニー)が惜しくも「米デビュー戦V」を逃した。1打差3位から粘りのゴルフを見せ、14番のバーディーで首位に並んだ。しかし17番のボギーが響き、結局71で通算7アンダーの5位。それでも海外米ツアー自己最高位に自信を深めた。69で回ったアニカ・ソレンスタム(37=スウェーデン)が通算10アンダーで、区切りのツアー通算70勝目を挙げた。
ルーキー上田が百戦錬磨の元女王と最終日最終組で互角の勝負を繰り広げた。「開幕戦としては上出来。1日1日、ベストを尽くせたと思う」。5位は昨年7月エビアンマスターズの6位を更新する海外米ツアー自己最高位。もちろん、今季の新人では最高だ。「手ごたえはすごく感じた。収穫も多かった」とうなずいた。
勝負を分けたのは17番だった。ソレンスタムを1打差で追うパー4。「勝負をしに行った」(上田)という第2打は残り137ヤード。ピッチングウエッジのフルショットか、9番アイアン(I)で軽く打つか、ちょうど迷う距離。結局、9Iで放った球は、グリーン右手前ラフへ。寄せきれずボギーに終わった後、ソレンスタムに6メートルのバーディーパットを放り込まれた。
「ちょっと緩んでしまった。ミスですね」と上田。清水重憲キャディーも「ピンチでもあきらめず、落ち着いてやれていたけど17番は痛かった。練習不足ですかね」と肩を落とした。
手にかけていた57年ぶりの「米デビュー戦V」は消えた。「プロとして戦う以上は、優勝という結果を出さないと。できなかったことが残念」。負けず嫌いの血が騒いだ。
序盤は3番で短いパットを外すなど、さすがに最終組の重圧がのしかかった。しかし慌てず、じっくりと元女王を追い詰めていた。14番では3メートルを沈めるバーディーで、首位に並んだ。続く15番でボギーをたたくが、16番では10メートルをねじ込み食らいついた。LPGAのビーベンス・コミッショナーも「最後まで恐れることなく優勝争いをしたのは素晴らしかった」と賛辞を惜しまなかった。
今週も同じハワイで、フィールズオープン(21日開幕)に出場する。「今日の自分は70点。最終日になって距離感が合わなかった。でも小技を伸ばしていけば、優勝争いができるし、自然と優勝もできる」。強気な姿勢は変わらない。この経験を、必ず次のチャンスで生かす。
[2008年2月18日8時59分 紙面から]
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