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古閑5位発進、告白は中止/米女子ゴルフ

- 1番ホール、へそ出しティーショットを放つ古閑美保(撮影・築山幸雄)
<米女子ゴルフ:フィールズオープン>◇初日◇21日(日本時間22日)◇米ハワイ州コオリナGC(6519ヤード、パー72)
【カポレイ=木村有三】片思い中の古閑美保(25=キリンビバレッジ)が4アンダーの68をマークし、首位と4打差5位の好発進を決めた。大会前「優勝したら、告白します」と宣言しており、恋の力か…と思いきや「やっぱり告白しません」。恋の悩みは深いようで“V公約”を破棄したが、トレーニングの成果で飛距離が10ヤード以上伸びるなど絶好調のゴルフに専念、世界の強豪に勝負を挑む。張晶(27=韓国)が8アンダーで首位。上田桃子(21)は72で62位と出遅れた。
会心のパーに、古閑が思わず右手を握り締めた。最終18番パー4。小川のふちからの第2打を、球の前にあった岩を恐れず強振。グリーン手前47ヤードに運び、最後は2メートルのパーパットをねじ込んだ。「ガッツパーでしょ」。68は海外米ツアーの自己最少スコア。首位と4打差5位発進にニコニコだ。
師匠の清元登子プロから昨年5月に「独立」したこともあり、今オフは1月末から2週間、米ロサンゼルスで初めて海外合宿を張った。好きな酒を控え、朝5時に起きてランニング、体幹や下半身中心の筋トレをこなした。同行した太田美穂トレーナーは「体がブレなくなり、スイングスピードが速くなった」という。この日も、5番パー5で300ヤード近く飛ばし、バーディーを奪った。古閑は「結構、当たってる。10ヤードは伸びてる」とゴルフはイケイケ、ノリノリだ。
しかし、恋愛はそうもいかない。ゴルフ好き一般男性に片思い中であることを公言、大会前には「モチベーションは高い。優勝したら告白する」と大胆発言まで飛び出したが「優勝より告白する方が一大事。優勝してもまだ告白はしない」と急きょ前言を撤回した。
「だって怖いもん。フラれたらモチベーション、ガタ落ちだよ。ゴルフは練習できても、恋は練習できないんだよ。タイミングが合わないと、うまくいかないし…」。
前日は日没まで「残業」して、パット練習を繰り返した。今週は、上田の「相棒」として昨季5勝中4勝を支えた川口淳キャディーに帯同を頼んだ。何かを忘れるように、ガムシャラだ。「ゴルフを頑張っていれば、そういう美保を好きになってくれるはず」。恋心はひとまず封印し、世界の強豪相手に戦っていく。
[2008年2月23日9時41分 紙面から]
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