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シード権争い明暗/箱根駅伝

<第84回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 名門校や有力校が総合10位以内に与えられるシード権の争奪戦を繰り広げた。日大は11位でタスキを受けた最終10区の笹谷(3年)が力走。東海大荒川の棄権もあり順位を2つ上げて、なんとか9位に食い込んだ。小川監督は「これほど長く感じた駅伝は初めて」と安堵(あんど)。上位進出を狙っていた東洋大は最終10区で11位につけている時点で東海大の棄権が決定。「繰り上げ」で10位に入りシード権を獲得し、川嶋監督は「大東大も棄権したし、怖い駅伝だなと思った」と振り返った。

 前回4位の日体大は往路14位の出遅れた響き、総合12位でシード権を逃した。

[2008年1月3日21時7分]

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