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箱根駅伝展望

 連覇を狙う駒大と、前回往路V、総合2位の早大が2強。駒大は大エースは不在だが、全員が安定した走りができる総合力が強み。11月の全日本大学駅伝ではなかなか早大をとらえきれなかったが、最終的には逆転。史上4校目の3連覇を達成し、あらためてその強さを示した。早大は大エース、竹沢健介の復調次第。左アキレス腱の故障がどこまで回復しているか。エースが万全なら他の選手も自信を持って走ることができそうだ。1年生にも好素材がいるだけに、駒大を逆転することも十分可能だ。

 2強を追うのが東洋大、中央学院大、山梨学院大、中大、日大あたりか。東洋大は不祥事による監督辞任などの影響から選手がどこまで立ち直っているかがカギ。中央学院大は前回3位の自信が大きい。山梨学院大はモグス、中大は徳地、日大はダニエルと絶対的なエースの存在が心強い。

 シード権(10位以内)争いにも注目だ。3大会連続で11位に終わり、あと一歩でシード権を逃し続けているのが城西大。「今回こそ」と意気込んでいる。前回途中棄権した順大、東海大の巻き返しにも期待。このほか、創部5年で初出場を果たした上武大、33年ぶりに箱根路に帰ってきた青学大の走りにも注目したい。

注目選手

早大・竹沢健介(4年=報徳学園)

 北京五輪の5000、1万メートル代表。学生陸上界のエースと言っていい。1万メートルのベストタイムは27分45秒。ただし今回は故障からどこまで回復しているか。11月の全日本駅伝は左すねを疲労骨折しながら強行出場。その影響で左アキレスけん移行部を痛めてしまった。本番までにどこまで調子を上げられるか。いずれにしても早大の復活Vはこの男の走りが握っている。

山梨学院大・モグス(4年=山梨学院大付)

 怪物モグスにとって最後の箱根駅伝。前回は花の2区で1時間6分23秒の区間新をたたき出した。今回はライバルの早大・竹沢、東海大・佐藤が故障を抱え万全な状態ではない。その意味でも、モグスの快走に期待が高まる。11月の合宿ではスタミナ練習に比重を置き、調子は万全。1995年以来14年ぶりの総合優勝へ、モグスは燃えている。

日大・ダニエル(3年=ケニア)

 前回は2区で歴代1位となる15人をごぼう抜き。出雲駅伝ではアンカーを務め、5位で襷を受け取ると逆転優勝した。狙った獲物は逃さない。今回も前を走るランナーにとって、追いかけてくるダニエルは脅威の存在になるはずだ。ライバルは同じケニア出身の山梨学院大・モグス。2人の競り合いに注目だ。

駒大・宇賀地強(3年=作新学院)

 1年時から2区を任される王者・駒大のエースランナー。1年時は1時間9分58秒で13位、前回の2年時は1時間8分48秒で5位。派手さはないが、安定感十分の走りはファンの期待を裏切らない。連覇の期待がかかるが「チームの目標は3位以内。チームに流れができる走りができればいい」。慎重なコメントだが、宇賀地が流れをつくれば連覇をおのずと見えてくるはずだ。

東洋大・柏原竜二(1年=いわき総合)

 スーパールーキーが現れた。5月に行われたインカレで1万メートル、28分44秒42で日本人トップの3位に輝いた。1年生はさらに成長を続け11月の全日本大学駅伝では2区を走り区間賞を取った。この大物1年生が初の箱根でどこを走るのか。山上りの5区を走ること可能性もあり、スター誕生の期待もふくらむ。1989年、平成生まれの怪物が箱根の歴史に新たな1ページを刻むはずだ。






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