<全国高校バスケットボール選抜優勝大会:東京成徳大高83-68四日市商>◇女子2回戦◇24日◇東京体育館

 過去3度優勝の東京成徳大高が初戦に続き、苦しみながら3回戦進出を決めた。第3Qまでは激しい接戦。4点リードで迎えた最終Qにようやく突き放した。下坂須美子監督は「そんなに強いチームじゃない。勝てばいいというスタンスでやっている」と淡々と振り返った。エースの根岸夢主将(3年)は司令塔を務める攻撃でリズムをつくりきれず、本来の力は発揮できなかった。だが、ディフェンスリバウンド7(トータル11)と守備に奮闘。同監督も主将について「センターに(ボールを)入れようと考えすぎ。リバウンドは頑張っていたね」と評価した。