<全国高校バスケット選抜優勝大会:尽誠学園86-70福岡第一>◇男子2回戦◇25日◇東京体育館

 総体準優勝の福岡第一が敗れる波乱があった。尽誠学園(香川)に前半から食いつかれ第3Pを終え10点のビハインド。反撃の最終Pも逆に突き放された。セネガル人留学生2人を、ひざ痛のため欠いたのも響いたが「それは仕方ないとして、その分まで-と堅くなった上に、前半を守れず悪い方へ悪い方へといってしまった」と井手口孝監督(48)。4年連続準優勝に終わっていただけに、最低でも決勝まで進み6年ぶりV奪回を果たしたかった。小松雅輝主将(3年)は「周囲で支えてくれる人たちの大切さ、感謝の気持ちを持つ大切さを監督から教わりました」と悔しさをこらえながら、恩師へ感謝の念を示した。