<全国高校バスケット選抜優勝大会:尽誠学園101-70湘南工大付>◇男子3回戦◇26日◇東京体育館

 前日の2回戦で、4年連続準Vの強豪・福岡第一を破った尽誠学園(香川)が、勢いそのままに湘南工大付(神奈川)に快勝し、初のベスト8入りを決めた。笠井康平(3年)、渡辺雄太(2年)という全国トップレベルの2人を中心に「2人を輝かせてくれる周囲の脇役が、いい意味で主役になれるチーム」と色摩拓也監督(38)も評するメンバーがコートで躍動した。

 今大会は5年連続5度目の出場で、一昨年に初勝利、昨年はベスト16、そして今年がベスト8。着実に力をつけるが、同監督は「初出場する前から(目標は)全国に出るのでなく、出て戦って勝てるチームづくりを目指していた」という。さらなる歴史をつくるべく、4強切符を手に入れたいところだ。