<全国高校バスケット選抜優勝大会:山形商78-61岐阜女>◇女子準決勝◇27日◇東京体育館

 岐阜女が、ベスト4で敗退した。「メーンコートで気負いすぎたのかもしれない。イージーなミスが多すぎた」(安江満夫監督=58)と、序盤からパスミスなどから山形商にボールを奪われる場面が目立ち、前半を16点差の23-39で折り返した。

 後半も徐々に点差を広げられ、最大で24点差。第4クオーター終盤に相手のメンバー交代もあって森沢みゆき(3年)の3Pシュートなどで追い上げたが、前半の失点が痛かった。

 高校総体、国体とベスト8。「目標は4つ(ベスト4)だと言ってきた。伸びしろのある選手たちだった」と、安江監督は選手をほめた。野原利江主将(3年)は「自分のミスもあり、悔しい。あす(3位決定戦)は絶対勝ちたい」と、気持ちを切り替えて臨む。