<高校ラグビー:高知中央35-17山形中央>◇27日◇1回戦◇花園

 山形中央は高知中央に敗れ、7年連続の初戦敗退となった。

 またしても勝てなかった。山形中央が、7年連続の初戦敗退を喫した。開始40秒でノーホイッスルトライを許す苦しい立ち上がり。前半4分、FB沼沢鷹介主将(3年)が、大きく前進したが、ボールを奪われて独走トライを献上した。前に出ても、一気に切り返される悪循環は、最後まで改善されなかった。松本栄監督(44)は「敵陣で戦うことができなかった」と声を落とした。

 3年生5人が抜け、新チームは15人でスタートする厳しい状態が続く一方で、1年生5人、2年生8人が花園のグラウンドを踏んだ。「高知中央も去年は2年生が多くて今年勝った。1年から試合に出られるのは、人数が少ない所の特権。強くなって帰ってきてほしい」と沼沢。9月に右肘を手術。今も手にしびれが残るが、果敢に突破を図って仲間を鼓舞してきた。涙に暮れる3年生の思いを、下級生は無駄にしてはいけない。【今井恵太】