<高校総体:サッカー・桐蔭学園2-1瀬戸内>◇28日◇秋田・八橋運動公園球技場

 桐蔭学園(神奈川第2代表)が瀬戸内(広島)を下して第1シードで優勝候補の市船橋(千葉第1代表)への挑戦権を獲得した。開始早々1分の先制点で波に乗った桐蔭は、山本富士雄監督が「20メートル前後のシュートが得意な選手が多い」と語った通り前半33分、MF小形聡司(3年)がミドルレンジから思い切ってシュートを放つと、雨で滑りやすいグラウンド状態も影響して瀬戸内GK松岡昴輝(2年)がファンブルし、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。桐蔭学園は同校史上最高位のベスト4越えに向けて順調なスタートを切った。