世界選手権女子飛び込み代表の甲子園学院(兵庫)・馬淵優佳(2年)は、完璧な演技で板飛び込み2連覇に挑む。7月の世界選手権では初めての大きな大会とあって力を出し切れずに予選落ち。だが、その悔しさは精神的な成長を促した。父崇英コーチ(47)は「目指すものが変わってきている。世界と戦うという意識が高まった」と話した。この日は念入りな練習で本番に備えた。実力に加え、はっきりした目鼻立ちと透き通るような色白の容姿で注目度はバツグン。「自分との戦いになる。1本1本完璧な演技を求めたい」と崇英コーチは期待を込めた。