<世界柔道>◇28日◇男女団体戦◇パリ・ベルシー体育館

 金メダルを狙った男子だったが、地元フランスの前に屈した。準決勝で、先鋒(せんぽう)の66キロ級金メダリストの海老沼が一本負け。中堅の81キロ級高松も敗れ、2-2で100キロ超級の大将戦へ。最後は上川が、フランス2番手のバタイユに有効を奪われて2-3で敗れた。3位決定戦でグルジアに勝ったものの、悔しい銅メダルに、篠原監督は「満足も何もしていない。金メダルを狙い、金メダルを取れるチームだと思っていた。大将の上川は状況判断がまったくできていない。使った私の責任」と一刀両断した。

 前日の重量級で惨敗した男子は、団体戦でも苦杯をなめる結果になった。前日の100キロ超級で1回戦で敗退し、雪辱を期していた上川は「自分があそこで勝っていれば決勝に残れた。昨日は五輪は無理かなと言ったが、悔しい気持ちが出てきた。妥協しない練習を続けて、1からやり直さないとダメ」と心を入れ替えていた。