自動車のスーパーGTシリーズに参戦中のナカジマ・レーシングが10日、東京・青山のホンダ本社で今季の体制発表を行った。今季の注目は、新車HSV-010GTと童夢から移籍加入した道上龍(りょう=37)。ホンダのワークスドライバーの座を捨て、新天地での新たな挑戦を選んだ。「ワークスに残ることも考え、2カ月間悩んだが、ボクの力が必要だと言ってもらえたことが大きかった」と決断理由を話した。
ホンダが投入した新マシンには「HSVは乗りやすい。昨年までのNSXはミスの影響が大きく出たが、このクルマは多少のずれなら大丈夫。余裕を持って走れる」と高く評価した。チームメートの中山友貴(22)にも「若いけど速さを秘めている。15歳差もあるけど、逆にフレッシュな気持ちになれて、コンビとしていいなと思う」と道上の若手時代から20年近くラブコールを送っていた中嶋悟総監督(57)は「(車両やタイヤの開発で)細かなことを言える人が必要だった。クルマは良くなってきている」と喜んだ。昨年の年間順位は15チーム中14位と低迷しただけに、チーム復活に手応えを感じていた。



