<F1:モナコGP>◇決勝◇29日◇モンテカルロ市街地コース◇1周3・340キロ×78周

 ザウバーの小林可夢偉(24)が自己最高の5位に入った。世界3大レースに数えられるモナコGPで日本人の過去最高は08年にウィリアムズの中嶋一貴の7位で、大きく記録を更新した。13番手スタートの小林は、他車が2回以上のピットストップをする中、1回のストップで粘って4位に上昇。残り6周での事故によるレース中断、再スタートでも順位を守り切った。優勝は小林と同じ1回のピットストップで粘ったレッドブルのセバスチャン・フェテル(23=ドイツ)がポール・ツー・ウインで、今季5勝目、通算15勝目を挙げた。