スーパーGTシリーズのGT300クラスにA

 speedから参戦する吉本大樹(31)が13日、東京・築地の日刊スポーツ本社を訪れ、16日決勝の最終戦(ツインリンクもてぎ)への来場を呼びかけた。吉本の年間総合優勝の可能性は消えたが、第1戦で優勝したマシンには力がある。ウエートハンディがなくなる最終戦では年間王座を争う上位2台と十分争えると考えている。「もてぎは得意のコース。不振だったレースの課題は分かっているし、いい方向にアジャストした。最初と最後を優勝で飾りたい」と今季2勝目を狙う。

 吉本はまた、次週の世界ツーリングカー選手権(WTCC)日本ラウンド(23日決勝、鈴鹿サーキット)にも参戦する。欧州で人気の市販車に近いマシンが、短距離のスピードを競う。見所は接触をいとわない激しいバトルで「格闘技レース」の異名を取る。「鈴鹿はチャレンジングなコース。覚えるのに時間がかかる。その利点を生かしたい」と、スポット参戦でも上位を狙っている。吉本は2週連続参戦の上、WTCCと併催のスーパー耐久シリーズにも参戦と大忙しだが、持ち前の集中力を武器に戦うつもりだ。

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