<F1:中国GP>◇予選◇14日◇上海

 ザウバー・フェラーリの小林可夢偉は自己最高の決勝3番手スタートとなり「とてもうれしい。チームが素晴らしい仕事をしてくれて、マシンが明らかに良くなったおかげ」と声を弾ませた。

 開幕戦で6位と好スタートを切ったものの、第2戦のマレーシアGPはリタイアだった。同僚のペレスが2位に食い込んだだけに、チームのエースドライバーとして悔しい思いをした。ただ、挽回する大きなチャンスを迎えても「目指すのは、まずポイントを取ること」と慎重だ。

 それでも手応えは十分のようで「マシンは強く、タイヤとの相性もいい。決勝でも必ず好結果が出せると思う」と力強かった。

 また、ポールポジションはニコ・ロズベルク(ドイツ)が初めて獲得し「夢のような結果で、ただただ素晴らしい気分。決勝について予想するのは難しいが、今は楽しみでならない」と話した。