日野自動車は18日、来年1月に開催される「ダカールラリー」に、従来の市販車クラスでなく改造クラスで本格参戦することを発表した。ドライバーは史上最多29回目の参加となる菅原義正(70)と次男照仁(39)親子で、照仁が運転する車には、8年ぶりに新型レーシングトラックを投入する。新型車はエンジン位置を30センチ後方に移動したミッドシップタイプで、加速性能が格段に向上。10%のタイム短縮が期待できる。また派遣予定のメカニックの1人は宮城・石巻で被災しており「世界の舞台で復興支援頂いた方にお礼」の思いも乗せて参戦するという。