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ノリック追悼、川崎の事故現場に花束の山

 「いまだに信じられない」「残念としか言いようがない…」。世界的なオートバイレーサー阿部典史さん(32)が7日に急死した川崎市の事故現場では、9日も多くのファンが花束などを供え、別れを惜しんだ。

 阿部さんは「ノリック」の愛称で親しまれ、レースでの豪快な走りだけでなく、気さくな人柄でも人気があった。事故後、阿部さんが倒れていた歩道付近には花束が山のように供えられ、「ありがとう」と書かれた阿部さんの写真などが置かれている。

 東京都多摩市の会社員鈴木亮治さん(36)は「9月にノリックのレースを見に行ったばかりで、信じられない。モータースポーツのすそ野を広げようと頑張っていたのに」と残念がった。東京都江戸川区の会社員越塚陽二郎さん(34)は「デビュー当時から応援していた。もうあの走りが見られないのは…」と声を詰まらせた。

 阿部さんのホームページには連日、「早すぎる」「夢を、感動をありがとう」などとファンからのメッセージが殺到している。

[2007年10月10日8時20分 紙面から]

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