<NBAファイナル:レーカーズ99-91マジック>◇11日(日本時間12日)◇第4戦◇フロリダ州オーランド

 レーカーズが逆転で3勝目を挙げた。前半は37-49とリードを許したが、後半に入るとアリーザが第3Qだけで13点を挙げ、終了直前にフィッシャーが同点3点シュートを決めて延長戦の末、99-91でマジックを振り切った。

 第4Q残り4秒で同点、延長に持ち込む3点シュートを決めたフィッシャーは「あの攻撃では周りの状況を見ようと思っていた。だが、ディフェンダーのネルソンが下がっていたからシュートを打つスペースがあった。それまではあまりシュートが決まっていなかったが、打つべきだと思った。チームの勝利にこのような形で貢献できてとてもうれしい」と喜びを語った。さらに「チームメートやコーチが励ましてくれていたおかげで、自信を持ってプレーを続けることができた。そんな彼らのためにも、あのシュートはなんとしても決めたいと思っていた」と振り返った。

 32点、7リバウンド、8アシストのブライアントは「それまで外していたのに最後の大事な場面でシュートを決めてきた。でも、それが彼(フィッシャー)なんだ。自信を持っている選手だからね。優勝するためには、ビッグプレーを決める必要がある。今日のデレックのように活躍してくれる選手が必要なんだ。3-1で王手をかけたが、浮き足立たずにしっかりと準備をする必要がある。準備あるのみだ」と気持ちを次の試合に向けていた。

 15度目の優勝まであと1勝としたジャクソン監督は「フィッシャーはビッグショットを決めた。延長に突入し、そして最後まで勢いを失わずにプレーできたのは彼のおかげだ。ただ、このファイナルに来ているくらいだから、相手も素晴らしいチームであることは間違いない。次の試合に向けて準備を整える」と記者会見でコメントした。

 後がなくなったマジックのバンガンディ監督は「メディアはファイナルでの“経験”のことを言うが、関係ないと思う。ファイナルだが、これはバスケットボールの試合でもある。選手も私もバスケットボールの試合は何百試合、何千試合と戦っている。経験なんて関係ない。今日の敗因はターンオーバー、フリースロー、終盤での攻撃のプレーのまずさ。これに尽きる」とミスの多さを指摘した。25点、5リバウンド、3アシストのターコルーは「厳しい敗戦だ。勝てる試合だったのに、我々の愚かさのせいで失ってしまった。今我々にできることは、チームで話し合って今日のミスを直し、次の試合に備えるだけだ。日曜日の試合でいいプレーをして勝利を挙げ、第6戦が行われるLAに行きたいね」と淡々と語った。(NBA.comモバイル)