ハンドボール男子日本代表の新監督に就任した岩本真典監督(44)が23日、都内で会見し、33歳の宮崎大輔(大崎電気)がチームの核になる考えを明かした。宮崎はスピードと跳躍力を持ち味に、今季の全日本選手権優勝にも貢献している。

 岩本監督は「今も日本で最高の選手」と評価し、4月から始動予定の代表活動にも「ケガがなければ入ってくる」と話した。なお任期は16年のリオデジャネイロ五輪までで、現職の大崎電気の監督との兼任となる。昨年9月のアジア大会は9位に終わった男子代表の再建へ「日本はアジアで9位と思っていない。ハンドボール界が1つになって強くしていく」と決意を口にした。