ノルディックスキー世界選手権ジャンプ女子で個人銀メダル、混合団体銅メダルを獲得した伊藤有希(20=土屋ホーム)が24日午前11時ごろ、羽田空港に帰国した。

 伊藤はさっぱりとした表情で「あと1・8ポイントで金メダルだったので、悔しいです」と話した。世界選手権で立った今季初の表彰台に「今までで1番調子が良かった。大きな試合にピークを合わせられたことは自信になった」と笑顔を見せた。

 エースの高梨沙羅(18=クラレ)を抑えての銀メダルにも「あくまで1つの試合。たまたま世界選手権だったというだけ」と謙虚に話した。今季まだ表彰台がないW杯は、3月のオスロ大会を残すのみ。「これまでどおり調整して、ケガなくやりたい」と意気込んだ。