距離女子10キロフリーで7大会連続出場の石田正子(34=JR北海道)が、26分11秒3で同種目で五輪、世界選手権を通じ日本女子最高の7位に入った。

 レース序盤に突然、吹雪になりコースに雪が積もり、上位選手さえ失速するほどの悪条件。11番スタートで比較的その影響は受けなかったとはいえ、前半からリズム良く走り、スキー板が滑らなくなった後半は持ち前の粘りの走りでトップから1分2秒5差でゴールした。「ようやく動けるようになってきた。(21日の距離複合で)いい滑りができたので頑張ればと思って滑った」と満足げだった。(ファルン=松末守司)