男子シングルスで出場2大会連続優勝を目指す第1シードの錦織圭(25=日清食品)が、61位の盧彦勲(31=台湾)を6-1、6-3のストレートで下し8強入りを決めた。


 ミスの目立つ盧彦勲に対し、第1セットを第4、第6ゲームをブレークして先取。第2セットも第3ゲームでリターンエースを決めてブレーク。すぐにブレークバックされたが、第7ゲームでのチャレンジが奏功してブレークし、第9ゲームも最初につかんだマッチポイントで盧彦勲のミスを誘って4ゲームを連取し、59分で試合を決めた。


 準々決勝では世界ランキング33位で第5シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(26=ウクライナ)と4強入りを懸けて戦う。



錦 織26-1
6-3
0盧彦勲


男子シングルス2回戦で盧彦勲と対戦する錦織圭(共同)
男子シングルス2回戦で盧彦勲と対戦する錦織圭(共同)

第2セット 錦織6-3盧彦勲

【第9ゲーム】 30-40とマッチポイントをつかみ、盧彦勲のバックのストロークがアウトして錦織がブレークしてストレート勝ち。試合時間は59分。試合全体の凡ミスは錦織の16に対し、盧彦勲は32。ファーストサーブの確率も錦織の70%に対し、盧彦勲は57%だった

【第8ゲーム】 盧彦勲の連続ストロークミスで40-0。40-15から盧彦勲のフォアのストロークがアウトし錦織がキープ

【第7ゲーム】 盧彦勲の連続ストロークミスで0-30。盧彦勲のドロップショットを錦織が猛ダッシュで拾い、アングルショットを決めて0-40とトリプルのブレークポイント。フォアのクロスのストロークはアウトと判定されたが、チャレンジの結果インとなり錦織がラブゲームでブレーク

【第6ゲーム】 30-15から錦織のフォアの逆クロスがジャストアウトし30-30。ジュースに持ち込まれたが錦織がキープ

【第5ゲーム】 盧彦勲がバックのウイナーで15-0。ダブルフォールトで30-15となるが、フォアのウイナーで40-15。最後はボディ^ーサーブを錦織が返せず盧彦勲がキープ

【第4ゲーム】 錦織のフォアのストロークがネットにかかり15-40とブレークポイントを握られ、ファーストサーブで崩して30-40としたが、バックのボレーがアウトして盧彦勲がブレーク

【第3ゲーム】 30-40からバックのリターンエースが決まり錦織がブレーク。錦織はガッツポーズ

【第2ゲーム】 30-0からドロップショットを決めて40-0。盧彦勲がフォアのウイナーで40-15とするが、2本目のサービスエースで錦織がキープ

【第1ゲーム】 15-30から錦織の連続ミスで40-30。ファーストサーブを錦織が返せず盧彦勲がキープ


男子シングルス2回戦で盧彦勲と対戦する錦織圭(共同)
男子シングルス2回戦で盧彦勲と対戦する錦織圭(共同)

第1セット 錦織6-1盧彦勲

【第7ゲーム】 錦織のストロークミスなどで15-40とブレークポイントを握られるが、盧彦勲のミスでジュースに持ち込み、最後はフォアのウイナーで錦織がキープして第1セットを先取。第1セットは錦織の8に対し、盧彦勲は13とミスが目立つセットだった。エースは錦織の1に対し、盧彦勲は0

【第6ゲーム】 盧彦勲の連続ストロークミスで0-30。15-40から盧彦勲のバックのストロークがネットにかかり錦織がブレーク

【第5ゲーム】 バックのストロークからボレーを決め15-0。40-0から盧彦勲のリターンミスでラブゲームで錦織がキープ

【第4ゲーム】 盧彦勲のダブルフォールトで0-15。連続ミスで30-15となったが、盧彦勲のフォアのストロークがアウトとなり40-30とブレークチャンス。ジュースに持ち込まれたが、盧彦勲の連続ミスで錦織がブレーク

【第3ゲーム】 錦織がバックのウイナーで30-15。40-15から盧彦勲のフォアのリターンがアウトとなり錦織がキープ

【第2ゲーム】 互いにミスが目立つゲームとなり、40-15から錦織のバックのストロークがネットにかかり盧彦勲がキープ

【第1ゲーム】 まずは錦織が長いストローク戦を制し15-0。40-30から盧彦勲のバックのストロークがネットにかかり錦織がキープ