ジャンプ男子で世界選手権初出場の小林潤志郎(雪印メグミルク)が2回目に130メートルを飛び、13位に食い込んだ。

 これまでワールドカップ(W杯)でも16位が最高だったが、大舞台で躍動。日本勢で葛西に次ぐ順位に「次のW杯でトップ10に入れるように少しずつ良くしていきたい」と満足そうな笑みを浮かべた。

 119メートルで21位だった1回目の反省を生かした。「力が抜けすぎていた」という飛び出しの動きを2回目に修正。有利な向かい風も捉えて飛距離をぐっと伸ばした。

 ノーマルヒルでは25位だった。団体のメンバー入りをアピールした23歳のジャンパーは「また130メートル飛びたい」と意気込んだ。