日本バスケットボール協会の改革を主導するタスクフォースの川淵三郎チェアマン(78)は27日、新リーグについて、あらためて3部制にする意向を示した。TKbjリーグの河内敏光コミッショナー(60)と対談し、同リーグの全24チームの新リーグ受け入れは確約したが、階層性に関しては譲らなかった。

 階層性のないTKbjリーグの中には2部、3部に落ちることへの不安が根強い。川淵チェアマンは河内コミッショナーに「一致団結してやっていこう」と、チームを切り捨てる考えがないことを明言した。一方で「1つのリーグでは実力が違いすぎる」と階層性になることも強調。「1部、2部に抵抗があるならスーパーリーグとチャレンジリーグならどうか」と続けた。新リーグに関しては、3月4日のタスクフォース第2回会合で、5000人のホームアリーナなど参加基準を定め、審査に入る。