19年に日本で開催されるラグビーW杯の開催地が、岩手県釜石市など12会場に決定した。2日、アイルランド・ダブリンで行われた「W杯リミテッド(RWCL)」の理事会で承認され、日本時間午後9時半からの会見で発表された。

 「高校ラグビーの聖地」花園ラグビー場が開催地に決定した東大阪市役所では約350人が歓喜。落選なら丸刈り頭を予告していた野田義和市長(58)は「ラグビーの聖地と市民力の勝利」と喜びをかみしめた。神戸大時代に医学部ラグビー部だった京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏(52)は「花園でプレーすることに憧れておりましたので、喜びもひとしおです」とコメントを寄せた。