20年東京パラリンピック開幕まで2000日となった5日、東京・港区の東京インターナショナルスクールでカウントダウンイベントが行われた。

 イベントでは、子どもたちがブラインドサッカーを体験。同日本代表の加藤健人(29)や元サッカー日本代表の北沢豪氏(46)三浦淳宏氏(40)とともに、アイマスクをしてのゲームを楽しんだ。

 加藤は「競技を知ってもらえて、さらに一緒にやってもらえて楽しかった。みんなの笑い声が聞こえて、うれしかった」と話した。昨年東京で開催された世界選手権でアンバサダーを務めた北沢氏は「パラリンピックの競技はあまり知られていないけれど、そこへの入口を作ることが大切」とイベントの意味を強調。三浦氏は「見えない中でサッカーをする怖さ、難しさもあるが、経験することも重要。障がい者スポーツへの向き合い方も変わる」と話していた。