女子はショートプログラム(SP)3位で14歳の樋口新葉(東京・日本橋女学館中)が、フリー2位の合計185・57点で3位となった。日本女子の表彰台は2010年に優勝した村上佳菜子(中京大)以来5大会ぶり。

 SP4位の坂本花織(神戸ク)がフリー6位で6位、永井優香(東京・駒場学園高)は7位だった。ジュニアグランプリ・ファイナル覇者で、SP首位のエフゲニア・メドベデワがフリーも1位の合計192・97点で優勝し、ロシア勢として5連覇を達成した。

 男子SPは宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が、84・87点で首位に立った。山本草太(邦和スポーツランド)は7位につけ、佐藤洸彬(岩手大)は17位。

 ◇樋口新葉の話 今シーズン一番の演技ができてすごく満足しているし、納得している。最初から最後まで緊張していたけど、集中できていたのが良かった。

 ◇坂本花織の話 わくわくした気持ちで臨んだけど、結果はちょっと悔しい。課題にしていたことが全然できなかった。来年もこの舞台に立ちたい。

 ◇永井優香の話 SPより順位を落としたのは残念。それでも、初出場で納得できる成績を残せた。来シーズンはミスなく何度も演じることができるように頑張りたい。