今月14日から22日にかけて行われたJA全農世界女子カーリング選手権(札幌)で6位に入った北海道銀行のスキップ小笠原歩(36)ら4人が、23日に都内で行われた食品メーカー、カルビーの事業戦略発表会に出席した。

 来季から新たにスポンサーとなるカルビーから、主力商品であるポテトチップス40年分がチームに贈られた。1日1袋計算で、合わせてなんと1万4600袋。小笠原は驚きの笑顔を見せながら「親戚も巻き込んで食べたい」と話した。試合前によく果物を食べているが、ポテトチップスに代えてはどうかと聞かれ「栄養の方とも相談しながら決めようと思います」と笑みを浮かべた。

 小笠原とセカンド小野寺佳歩(23)は、北海道北見市内にある実家が農家。じゃがいもも栽培しており、カルビーの契約農家になっている。小野寺は「ゆかりのあるカルビーに応援してもらえてうれしく思う」話した。

 今季はサード吉村ら新たなメンバーが加わった。6勝5敗で6位という世界選手権の結果に小笠原は「新チームでどれだけやれるか不安もあった。1年目で世界選手権を勝ち越せたことは自信になった」と前向きだった。