フィギュアスケートの世界選手権が25日に上海で開幕し、明日27日に男子ショートプログラム(SP)が控えるソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)らが調整を行った。

 羽生結弦の名前と似ていることからファンの「聖地」となっている兵庫県神戸市の弓弦羽(ゆづるは)神社には25日、世界選手権に向けて大量の絵馬が飾られていた。「体調の復活を祈っています」など、羽生の健康を願うものが多く、沢田政泰宮司は「去年2月、3月で終わるかと思っていたが、いまだにファンの方が多い。今日も山口と仙台からお見えになった方がいる」と驚きの声。ソチ五輪金メダル後には最大で1日約1000人が参拝し、3月だけでも約100台のバスがきたという。