女子ショートプログラム(SP)で、宮原知子(大阪・関大高)が3位につけた。

 17歳の誕生日だった宮原が、初舞台で笑顔の滑りをみせた。「良い演技じゃないと誕生日は楽しくない」と期すと、冒頭の連続3回転に成功。「その後から、自然に笑うことができた」と、真面目すぎるために苦手だった笑顔を振りまいた。全日本女王の肩書に恥じない堂々とした演技で自己ベストを更新し「想像より高い点でうれしい」と喜んだ。3回転半ジャンプを跳んだトゥクタミシェワと並んだ会見では、「将来的に私も入れていきたい。自分が1番になるために、もっともっと練習しないと」と、発言も堂々としたものだった。