男子はソチ五輪で8位入賞した角野友基(18=日産X-TRAIL)が、84・2点で連覇を果たした。予選をトップで通過すると、決勝も1回目に高いエアを披露するなど貫禄勝ちした。「勝てたことは良かった」と振り返った。今季は6日に日本人で初めてUSオープンを勝つなど進化を見せた。「いいシーズンだった。来季から徐々に(18年平昌)五輪に向かって上げていきたい」と気持ちを引き締めた。

 女子は、芳家里菜(大垣スキー協会)が優勝した。ソチ五輪スノーボードクロス代表の藤森由香(アルビレックス新潟)は4位だった。