男子シングルスで世界5位の錦織圭(25=日清食品)は初戦の2回戦で、元世界8位で現在同64位のミハイル・ユージニー(ロシア)を6-2、6-1で下し、3回戦進出を決めた。

 昨年4強入りした得意の大会の初戦で快勝し「緊張もせずにいいテニスが出来た」と振り返った。

 昨年は当時世界4位のフェレール、同5位のフェデラーを連破して4強入りしたが、股関節を痛めて準決勝のジョコビッチ戦は戦わずに棄権した。今大会で勝ち進めば、準決勝では、再びジョコビッチとの対戦が予想される。自身初のマスターズ大会優勝を遂げれば、日本人最高の3位となる可能性がある。