東京Aが奈良に53-33で貫禄勝ちして、ベスト8に進出した。東京Aはディフェンスからの速攻がさえた。

 東京Aは第2Qこそ5-12と攻められたが、全員で守り、楽しく攻めた。149センチの遠藤茜(江戸川区立小岩四中2年)から、169センチ岡林彩花(東村山市立東村山一中2年)へのホットラインが、要所で得点を重ねた。

 ■山(しまやま)コーチ(39)は「ディフェンスでボールプレスをしっかりかけた。基本を徹底できた」と会心の勝利に納得の笑顔。「オフェンスは(ベンチで)コントロールせず、自由に思い切りやらせた。良く走ってくれた」と選手たちの奮闘をたたえた。

 準々決勝の相手は女子バスケ王国の愛知。10年ぶり5度目の優勝に向け、最大の山を迎える。

※■は鳥の下に山