宮城は初の決勝メーンコートまで残り9秒9だった。埼玉に39-40と逆転され、夢と消えた。

 号泣する選手たちを前に、川田容子コーチは「もうワンステップ上がりたかったが、詰めが甘かった。でも、12人ばらばらの中学から来たのによくまとまっていいチームになった」と褒めた。震災翌年の12年以降、東北勢では男女通じて初のベスト。胸を張っていい。