埼玉が激闘の末、昨年優勝の大阪を48-44で破り、優勝した第1回大会以来27年ぶり2度目の決勝進出を果たした。

 前半は双方譲らず19-19の同点で折り返した。後半も一進一退の攻防が続いたが、埼玉が厳しいディフェンスでゲームの流れをつかんだ。主将の本田大河(さいたま市立柏陽中2年)は3点シュートを決め、チームを鼓舞した。

 目(さっか)コーチ(49)は「ディフェンスが効いていたので、ずっとウチのペースでできた。前半のロースコアはその結果。本田はキャプテンらしい仕事をしてくれた」と選手たちの奮闘に拍手を送った。