フリースタイルスキーW杯女子ハーフパイプで今季の種目別優勝を果たした小野塚彩那(石打丸山ク)が31日、東京都内で記者会見し「これまでで一番いいシーズンだった」と笑顔で話した。

 種目別覇者に贈られるクリスタルトロフィーに「これが欲しかった。いろんな意味で重い」と感慨深げ。W杯最終戦(12日・ティーニュ=フランス)後の練習中に転倒して頭部を打ったが「異常はない。休みは必要だが(今後に)影響はない」と説明した。

 4月にはトレーニングのため渡米する予定。「自分の滑りを磨けば高いところに立てる。ただ、横2回転はやっていかないと勝てない」と新技の習得にも意欲を見せた。