スピードスケートのW杯女子500メートルで、自身初の種目別総合優勝を果たした小平奈緒(28=相沢病院)が2日、拠点としているオランダから帰国した。

 会見では、優勝カップを両手で持ち上げ「重いです」と笑顔を見せた。

 3月22日にドイツ・エアフルトで行われたW杯最終戦で3位に入り、逆転で優勝。女子では、1991年に500メートルを制した島崎京子以来24季ぶり2人目という記録に「大先輩の偉大な結果から数十年がたって、栄誉ある優勝ですごくうれしい」と話した。

 18年の平昌五輪に向けて「残り3年は長くない。今のスタイルを崩さないで、選んだ道を積極的に歩いていきたい」と意気込んでいた。