今季Xリーグ(1部)に復帰した警視庁が開幕第1試合に登場、0-0で明治安田と引き分けた。

 警視庁は第1Q、QB中山がこの試合最長の25ヤードを独走するなど、優位な展開となった。同Q残り1分23秒には、FGでの得点機もあったが、強風もあってK原嶋が31ヤードを外し、チームもリズムに乗れなかった。

 今季から主将となったOL田中千春(28=第9機動隊巡査長)は「オフェンスが小さなミスから慌ててしまった。しっかり準備ができていなかった」と、1部常連チームとの引き分けにも反省しきり。「本当に勝とうと思った時にチームは変わる。フィジカル(体力面)が足りない。個人が意識してトレーニングする必要がある」と目標である秋季リーグでの初勝利に向けて気合を入れた。