卓球の世界選手権個人戦(26日開幕・蘇州=中国)に出場する日本代表の男女計14選手が22日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで記者会見し、1月の全日本選手権女子シングルス覇者で世界ランキング5位の石川佳純(全農)が「大きな目標はシングルスと混合ダブルスでメダルを獲得すること」と抱負を語った。

 練習が公開され、世界選手権に初出場する中学3年ペアの平野美宇(エリートアカデミー)伊藤美誠(スターツ)組や、昨年東京で行われた同選手権団体戦を左足の疲労骨折で欠場した福原愛(ANA)が試合形式のメニューで汗を流した。

 世界ランク5位で男子エースの水谷隼(ビーコン・ラボ)は「中国選手を破り、メダルを獲得して帰ってきたい」と、1回戦で敗退した前回2013年パリ大会の雪辱を誓った。