シングルス2連覇を狙う世界ランキング5位の第1シード、錦織圭(日清食品)は準々決勝で同16位、第7シードのロベルト・バウティスタ(スペイン)を2-1で下し、4強に進出した。

 過去の対戦成績は錦織の1戦1勝。昨年のこの大会の2回戦ではフルセットで競り勝った相手に対し、左右の揺さぶりに加え、ドロップショットで前にも相手をおびき出しスタミナを奪い、難なく第1セットを先取した。

 続く第2セットは粘るバウティスタにリズムを奪われ落としたが、第3セットは相手にわずか1ゲームしか許さなかった。

 25日の準決勝では、世界ランク28位で第14シードのマルティン・クリザン(スロバキア)と顔を合わせる。