卓球世界選手権に出場する男女日本代表が24日、明日26日の開幕に備え、開催地の中国・蘇州に入った。女子シングルスとダブルスに挑む福原愛(26=ANA)は「蘇州は食事もおいしいし、きれいな場所」と笑顔。05、06年に中国スーパーリーグに参戦経験もあり、中国語も堪能で、現地でも人気が高い。「北京五輪とか中国オープンなどでも私を応援してくれる。ファンの方とかは今でも、会場は寒いよとか、天気はどうだよとか、連絡をくれるんです。今回も情報は得ているのでホームに近い」と話した。

 シングルスは14歳で初出場した03年パリ大会の8強が最高成績だ。若宮と組むダブルスでは第1シードを勝ち取り「両方でメダルを目指して頑張る。いよいよだなと、気持ちが高まってきた」と自信の表情を見せた。今日25日に組み合わせが決定する。