26日に開幕する卓球の世界選手権の男女シングルスに出場する、世界ランク上位のシード選手による組み合わせ抽選会が25日、会場となる中国・蘇州で行われた。

 日本人選手では女子の石川佳純、福原愛、平野早矢香、伊藤美誠、男子の水谷隼、丹羽孝希と計6人が参加。女子で日本勢最高の世界ランク5位石川は、順当なら銀メダル以上をかけた準決勝で、同1位の丁寧と対戦するまで、地元中国勢との対戦しないブロックに入った。

 それでも、銅メダル以上がかかる準々決勝に勝ち上がれば、ロンドン五輪で同じく銅メダルを争った現在世界4位のフェン・ティアンウェイ(シンガポール)と対戦と、強敵が待ちかまえることには変わりはない。石川は「そこ(準々決勝)まで勝ち上がって、対戦できたらうれしいし楽しみ。まずは1試合1試合、しっかりと準備して臨みたい」と、前向きに話した。