昨年予選39位で決勝に進めなかった早坂尚人(19=順大)が4位と躍進した。目標は「7位ぐらいに入れれば」だったが、内村、田中佑、加藤のロンドン五輪組に続く成績。「ユニバーシアード出場が目標だったけれど、NHK杯(5月)では世界選手権も意識してやりたい」と話した。

 市立船橋高時代は高校総体優勝など活躍したが、順大入りした昨年は「あまりよくなかった」。2年生の今年は「下に強い選手が入ってきた。負けられないぞという気持ちが結果になった」と、この日6位の萱和磨ら1年生に感謝した。

 20年東京五輪は以前からの目標だったが、これでリオ五輪も視野に入った。「苦手なあん馬とつり輪を強化していきたい」と、日本代表入りへ意欲をみせていた。