東京五輪パラリンピックの大会組織委員会は27日、都内で追加種目検討会議を開き、20年五輪での実施を希望する競技団体から応募を募ることを決めた。対象は国際オリンピック委員会(IOC)が承認する国際競技団体(IF)で、5月にも応募要項を決める。

 IOC承認団体は約30。現在立候補している野球・ソフトボール、空手、スカッシュ、ウエークボード、ボウリング、スポーツクライミング、綱引き、ビリヤード、ローラースポーツ、ダンススポーツの10競技はすべて承認されている。他にも相撲やチェス、ライフセービング、ボディービルなどが含まれており、これらの競技団体にも門戸が広げられたことになる。

 応募団体は6月のIOC理事会で決まる評価基準をもとに絞り込まれ、7月には各IFとのヒアリングを実施。9月にIOCに追加競技が提案され、来年8月にリオデジャネイロで行われるIOC総会で決まる。