日本ラグビー協会は27日、9月のW杯イングランド大会に出場する日本代表の応援キャラクターに、漫画家の故手塚治虫さんの代表作「鉄腕アトム」の主人公アトムが決まったと発表した。日本代表をPRするのが狙いで、ロゴを使ったグッズなどを販売する。

 きっかけはエデイー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(55、HC)が昨年10月に行われた会見で「鉄腕アトムのような選手が必要」とアトムを引き合いに出して代表強化を語ったこと。「両足にロケットをつけて飛び立っていって、世界を救おうとするような勇気をもった選手が15人が必要。ジャージーの胸にアトムの顔のロゴをいれて」と、ジョークを交えながら話していた。小さい頃にテレビでよく見たというジョーンズHCは「大好きなヒーローの1人。アトムと一緒にW杯で勝ちたい」とコメントした。